2022年7月31日の第31回日本動物看護学会にて、小滝橋動物病院の看護師長清水と第2高度医療センターの看護師小原が口頭発表を行いました。
演題は、それぞれ「スキルマッププログラムを新人動物看護師の教育制度の一つとして導入したことに関する検討」、「脳腫瘍外科の術後管理に対する動物看護師の役割」になります。

スキルマッププログラムは当グループ独自の新人教育プログラムであり、動物看護師だけでなく、獣医師も活用しております。このプログラムをさらにアップデートしていくことで、今年の新入社員だけでなく、これから卒業し入社する学生がさらに成長できるようになればと考えています。また、愛玩動物看護師の国家資格化後もレベルアップできるプログラムの作成もこれから目指していきます。

脳腫瘍外科は、日本でも実施されている動物病院はまだ多くありません。今後、動物医療がどんどん人の医療に近づくことで、重要な高度医療の１つとなってくることは間違いありません。その脳腫瘍外科の入院管理には動物看護師の働きが欠かせませんので、これから獣医療の発展に向け、その一助になれば、嬉しい限りです。

当グループの特徴の１つとして、看護向上委員会が学会発表を支援したり、事前発表会を有志のメンバーで行うなど、学会発表をチームで応援できるような雰囲気があります。
学会発表を行うことで少しでも獣医業界の発展に貢献できるよう、これからも取り組んで参ります。

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