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2021.11.04

【獣医師】血液透析専門コースについて

小滝橋動物病院グループでは犬と猫の血液透析に力を入れています。

血液透析とは対外循環を用いた腎代替療法です。
人医療では慢性腎臓病患者において広く血液透析が行われていますが、獣医療においては急性腎障害や中毒などの急性疾患が適応となります。獣医療では血液透析を行っている施設自体が少なく、いまだ認知度の低い治療法になります。

しかし血液透析は従来の内科治療では救命できない症例を救うことができます。
犬と猫の急性腎障害における血液透析治療では約半数の症例が生存退院でき、これは人の急性腎障害の救命率と同等です。

全国でも導入先が少なく、まだまだ動物医療業界では普及しているとは言えません。
つまり、血液透析は、急性腎障害などにより救命率0%となってしまった子を救う最後の選択肢となります。
人医療における血液透析でも救命率は50%と決して高くないですが、少しでも助かる可能性を増やす治療法です。

※血液透析の症例について詳しくはこちらをご覧下さい。懇話会へのご参加も可能です。

 

血液透析

私たちのグループでは、この血液透析について学びたい獣医師を募集しています。
当院における透析症例は年間10症例前後で、獣医療業界の中ではトップクラスの数です。救命率も海外の論文と遜色ありません。

血液透析の理解については以下の流れで行います。
・腎臓について理解する
・腎臓病の病態について理解する
・腎臓病の治療について理解する
・透析治療について理解する
・透析設備について理解する
・透析設備を主治医の元、運用する
・実際に主治医として運用する

上記の流れを踏まえ、3年目で血液透析の担当医を目指します。
1年目:基礎的な腎泌尿器疾患の習熟と血液透析の準備、機械操作方法の習得
2年目:透析医の指示監督の下、血液透析を実施
3年目:血液透析の処方方法の習得、担当医として指揮をとる
4年目:後輩の指導育成、外部への研修などへの参加

ご興味のある方がいればぜひ一度ご相談下さい。

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